本郷村だより

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文生だより (文生書院メールマガジン) 第六十四号 (6月25日)

2014年06月27日 · メルマガ

main-d  文生だより (文生書院メールマガジン)
  最新刊の案内や古書新入庫、イベント情報、連載など。
  毎月10日、25日に発行しています。
  【読者募集中(無料)・お申込は以下まで】
  http://www.bunsei.co.jp/ja/2011-11-28-02-07-40.html

 

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                    文生だより (文生書院メールマガジン)
                                                               第六十四号
  毎月10日/25日発行                                          2014年6月25日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
  は  mailto:info@bunsei.co.jp  までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
  また、お手数ですがあわせてお名前もお知らせいただけますと幸いです。
◇ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。
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    ◇ 目次
    1. 刊行案内
      【世界遺産登録】『速水堅曹資料集 -富岡製糸所長とその前後記-』
                  ~関連イベントご案内~「日本製糸業の先覚・速水堅曹を語る」
    2.【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月4日(金)~6日(日) のお知らせ
    3. 冊子体目録『歴史・地方史・宗教・民俗特集号』【7月1日発行 無料贈呈】
    4. イベント情報 20世紀メディア研究所 : 第85回研究会のご案内
    5. 古書の買い取りを致しています
       ○ 6月の買い取り強化対象品
       ○ 重点探索書:2万円で買い取ります『中国哲学とヨーロッパの哲学者[下]』
    6. ブックリスト・オン・デマンド:【無料進呈】随時在庫リスト製作します

        ~ Facebookで最新情報を発信しています。是非ご覧ください ~
https://www.facebook.com/bunseishoin
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  ◆ 刊行案内 『速水堅曹資料集 -富岡製糸所長とその前後記-』
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  速水美智子 編集 解題:内海孝 Hayami Kenso(1839-1913):His Life and Memories
                                                    ISBN 978-4-89253-519-2
                                近日刊行 \9,000 税別 (予価) 【ご予約受付中】

  近代日本産業史秘話! 日本の蚕糸業発展に渾身の力を尽くした官営富岡製糸所長、
  速水堅曹の生涯を資料からたどる。

  幻の自伝「速水堅曹自伝六十五年史」(『蚕業新報』連載)と堅曹の自筆日記『速
  水堅曹履歴抜萃自記』(『前橋市史』掲載版)を収録。他に『蚕業新報』等に掲載
  の堅曹の論述をまとめた。詳細年譜付き。

  ■群馬県「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録 おめでとうございます■

      ~~~~ ~~~~ 速水堅曹 関連イベントのお知らせ ~~~~ ~~~~

               文化講演会「日本製糸業の先覚・速水堅曹を語る」
  1, 趣旨
  前橋市では明治5年開業の官営富岡製糸場に先駆け、わが国初の洋式器械製糸の藩
  営前橋製糸所が創業しました。その中心を担ったのが前橋藩士・速水堅曹でした。
  速水はその技術を各地に伝えると共に、官営富岡製糸所長を歴任するなど、その生
  涯を日本の製糸業発展に捧げました。昨年は速水堅曹没後100年であり今年は「富
  岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されました。
  そこで、速水の功績を顕彰し、前橋市が日本の製糸業に果たした役割を広く紹介す
  るため、記念講演会を開催します。

  2, 主催: 前橋市文化国際課歴史文化遺産活用室、同歴史文化遺産活用委員会
  3, 後援: 群馬県
  4, 期日: 平成26年8月30日(土) 午後1時30分から3時30分
  5, 会場: 群馬会館大ホール(定員 200名)
  6, 内容:
     あいさつ 前橋市長 山本龍 (10分)
     第1部 講演
          「藩営前橋製糸所と速水堅曹」(50分)
              石井寛治氏(東京大学名誉教授)
           -休憩―(10分)
     第2部 シンポジウム(40分)
           速水美智子氏(速水家子孫、富岡製糸場世界遺産伝道師)
           内海孝氏(東京外国語大学名誉教授)
           石井寛治氏(東京大学名誉教授)
           司会:手島仁(前橋市歴史文化遺産活用室長)
           質疑応答(10分)
  7, 観覧申し込み先:
     前橋市 文化国際課 歴史文化遺産活用委員会様へ直接ご連絡ください
                                        027-898-6992(ダイヤルイン)

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  ◆【ご案内】明治古典会七夕古書大入札会 7月4日(金)~6日(日)
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  東京古書組合に所属する明治古典会は7月4日(金)~6日(日)の3日間、東京神田の東
  京古書会館にて古書オークション「明治古典会七夕古書大入札会」を開催します。

  このオークションは、普段は資格を持つ業者しか出入りができない東京古書会館の
  市会場に、一般の方も入ることができる限られた機会です。当日は、有名作家の原
  稿・書簡・初版本、美術・工芸関係書、近代資料、雑誌、ポスター、錦絵・版画、
  古地図、和本・古文書などオリジナルな、江戸期以前から現在までの約2,000点の
  文化資料が一堂に会します。

  本オークションのシステムは、まず2日間(7/4、5)の「一般プレビュー(下見展
  観)」で出品物を一般のお客様にご覧いただきます。3日目の「入札会」では、委
  託を受けた組合加盟の古書業者がお客様の希望価格で代理入札し、最高値をつけた
  方が落札する、という流れになります。

  本オークションでは、古書の専門家がお客様のご相談にきめ細やかに応じますので
  値段をどうつけたらいいのかわからない初心者の方でも、安心して入札価格を決め
  ていただけます。※一般の方は6日の「入札会」にはご入場いただけません。

  【ご希望の方には目録をお送りいたします】こちら迄 mailto:info@bunsei.co.jp
  目録には「入札最低価格」が万単位で表示されております。これらは各々の出品者
  が設定したものです。この価格以上であれば取引が成立いたします。ご注文の際に
  は表示金額以上をお申し付けください。

  【落札品について】
  落札された品は、入札代行業者よりお客様に納品いたします。その際、落札価格の
  10%程度の手数料を申し受けます。

  【平成26年 第49回 七夕古書大入札会】 ご案内ホームページ
  トップページ   http://meijikotenkai.com/2014/
  七夕のシステム http://meijikotenkai.com/2014/system.php
  明治古典会info http://meijikotenkai.com/2014/info.php
  特選目録抄     http://meijikotenkai.com/2014/catalog.php

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  ◆ 冊子体目録『歴史・地方史・宗教・民俗特集号』復刊7号(260号)
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          ◆ 【贈呈:送料無料】 7月1日発行 一部写真・解説を掲載 ◆
    ご希望の方は mailto:info@bunsei.co.jp までお送り先をお知らせください。
          送料無料でお送りいたします。ご連絡お待ちしております。

    第1章  新収品              369       第2章  西洋史・東洋史    234
    第3章  日本史              346       第4章  地理・郷土関係    274
    第5章  観光案内・名所案内  149       第6章  民俗              360
    第7章  宗教                409       第8章  思想哲学          258
    第9章  遺跡発掘調査報告書  243       第10章 演劇・映画・音楽  170
    第11章 芸術・美術・工芸    242       第12章 国文学・文学      290
    第13章 地方史             3789       第14章 全集              304
    第15章 叢書                779       第16章 雑誌             1280

    【文生書院:冊子体目録(復刊) 既刊一覧】
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/list-of-old-books.html

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  ◆ イベント情報
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  ■ 20世紀メディア研究所 : 第85回研究会のご案内
  日時   : 6月28日(土曜日)午後2時30分~午後5時40分
  場所   : 早稲田大学  早稲田キャンパス1号館310号室
  資料代 : ※今回は資料代が不要になりました。

「20世紀メディア研究所・日本経済史セミナー合同研究会」
                    ※池尾愛子「科学研究費基盤研究(C)プロジェクト共催」
  共通テーマ:
「20世紀のエネルギー問題とメディア」Energy Issues and Media in 20th Century

  発表者 : テーマ
  ・池尾愛子(早稲田大学 商学学術院):
    M・ブロンフェンブレナー(1914-1997)の日本訪問、1945-1952年:米国大学コレ
    クションと『オリエンタル・エコノミスト』
    ‘Martin Bronfenbrenner (1914-1997) in Japan, 1945-1952:
               American University Collections and _The Oriental Economist_’
  ・島本マヤ子(大阪大学博士 アメリカ史):
  ヘンリー・A・ウォーレスのアメリカ核独占に 対する批判、1945-1948年
    ‘Henry A. Wallace– A Critic of America’s Atomic Monopoly, 1945-1948’
  ・荒川憲一 (東京国際大学・大学院講師):
  日本海軍の石油自給政策、1919-1945年 ‘The Japanese Navy’s Fuel Policy,
                          1919-1945: Its Struggle for Oil Self-sufficiency’

  ◎ 20世紀メディア研究所 ホームページ http://www.waseda.jp/prj-m20th/

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  ◆ 古書の買い取りを致しています【6月の買い取り強化対象品】
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  ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
  たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
  弊社では常時ご相談をお待ちしております。
  もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただける幸い
  です。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただく
  こともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い取
  りは無料で承ります。
                        『公共図書館様・大学図書館様』
  重複で所蔵されているご蔵書について、ご整理をお考えになられているようでした
  らご相談ご一報ください。

【6月の買い取り強化対象品】
  日本の民家 調査報告書集成 全16冊 東洋書院
  支那建築装飾全5巻 原書房
  東京帝国大学工学部建築学科卒業計画図集 明治・大正時代 洪洋社
  分離派建築会作品第三千九百二十四年 岩波書店
  建築設計資料集成(全面改訂版) 全14巻揃 丸善
  日本庭園史大系 全35巻 社会思想社
  普請研究(バックナンバー)
  建築史学(バックナンバー)

【重点探索書:状態が良いものは2万円にて買い取りいたします】
                                      ~情報がありましたらお知らせください~
  『中国哲学とヨーロッパの哲学者[下]』 堀池信夫 明治書院 2002年03月

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  ◆ ブックリスト・オン・デマンド:【無料進呈】随時在庫リスト製作します
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  任意のキーワードで、単行本・雑誌の一覧リストを製作可能です。随時受け付け、
  数日の猶予を頂ければ無料にてメール等でお送りいたします。是非ご一報下さい。
                         mailto:info@bunsei.co.jp

【リストの例】下記リストは古い情報も含みます。売り切れの際はご容赦下さい。
  * 朝鮮半島関係古書在庫リスト(1)~(5)      * 映画雑誌(バックナンバー)
  * 地方史/郷土史                           * 震災関連資料リスト
  * 観光・旅行関連資料リスト                * 競馬関連資料リスト
  * 鉄道関連資料リスト                      * 絵本関連リスト
  * オリンピック関連リスト                  * 映画関連リスト (単行本)
  * 日本占領期関連リスト(復刻,雑誌,単行本)  * 各県”地方誌・郷土史”関連リスト
  * “写真集” 関連リスト

  詳細は http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/jcollection/1118-ond.html

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               ・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
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乗馬術に関する<洋古書>コレクションのご案内

2014年06月23日 · 未分類

ホームページ上に、「乗馬術に関する≪洋古書≫コレクションのご案内を掲載しました。著名な乗馬教師Charles Harris氏の旧蔵書を中心とした200タイトルに及ぶもので、1667年から2002年の330年間に出版されたものです。全体の映像と解説、及び全明細書をご案内しております。是非ご高覧願います。(KS)

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国立国会図書館はお気づきでしょうか?

2014年03月17日 · 未分類

 

過日、弊社の店頭にお客様がお見えになり、お爺さまの本の買い取りを依頼されました。みると明治期の本で内容も面白そう。状態も明治期の本としては装丁が多少傷んでいる程度で、印刷や紙の状態も100年経ったものでは仕方がないと言うものでした。しかし、その時国立国会図書館の近代デジタル・ライブラリーの事が頭をよぎり、お客様にそのサービスについて説明し、安く買うことはお客様に失礼であることも説明しました。

翌日、そのお客様より電話があり、下記の2冊とも近代デジタル・ライブラリーで全ページ閲覧出来ることを知らされました。買わなくて良かったと思うと同時に、今まで大切に保存していた書物を適正な価格で売ることが出来なくなっている現状を痛切に感じました。同時に我々もより高く買い入れて売る機会を失っている状態に憤りを感じました。

 

Gakkai01   Gakkai02

Chiri01  Chiri02

 

「学海探求之指針」 明治21年3月刊行 海軍水路部編

12,519,4p 6図付 発行書肆:松井忠兵衛

英国海軍本部 准男爵 ヘルセル氏編 “The admiralty manual of scientific inquiry”の

訳本で海軍士官必携で十五科を網羅している書

「地理論略」 翻刻 文部省印行 明治12年8月初版 明治16年刊 翻刻人:丸家善七

米国ウアルレン著:Physical geography 荒井郁之助訳述

4,436p. 図多数、2plates、巻末に地図六葉(その内5葉は彩色)

確かに、著作権の切れた書物は公共財という意味合いを持つと思いますし、その内容を国民に提供するのは公費を使った国立国会図書館の役目だと思います。それによって少しでも知識の攪拌に役立てるのであれば非常に理にかなった制度だと思います。しかし極々零細とは言え全国には古書を扱っている書店が2000軒以上あり、それを束ねる全国組織として組合もあります。更に、630万点以上を提供している「日本の古本屋」という古書販売データベースも持っております。

時たま新聞を賑わしている「古書が見つかった」という記事も、その半分以上は古書店からの情報だと思います。もし、古書価格が低迷し高く買い取ることができなくなれば、その様な発見の確率も下がり、古書店の目を通らずに原紙材料へ直行という憂き目を見るのは明らかだと思います。

確かに、書物のデジタル化への流れは止まる所を知らず進んで来ております。此処で、本が良いのかデジタルで充分なのかの判断をしたくはありません。おのずと利用者がその判断をされるだろうと思います。それ故に、そのご判断をされる機会を是非とも「近代デジタル・ライブリー」のホームページの中に設けて頂きたいと切に希望して止みません。デジタルを選ばれるか、あるいは本を選ばれるかは利用者のご判断に委ねたいと思います。つまり、国立国会図書館・近代デジタル・ライブラリーのホームページに「日本の古本屋」へのリンクを貼って頂きたいのであります。

そうすることによって、今までデジタル・ライブラリーで閲覧可能な書物でも、お客様から少しでも高く購入することが出来、古書籍の流通の一助になると確信致しております。

更に、今年度から国立国会図書館が運営をはじめられた著作権の消滅した図書60-70万冊の指定図書館へのデジタル配信にも同じ事が言えると思います。時代の流れに竿をさそうとは思いませんが、少なくとも利用者がどちらかを選べる装置を備えて頂くことを切に、切に希望します。想像になりますが、その為のソフトの変更や修正はそれ程金額のかかる作業では無いと思いますが、如何でしょうか。図書を取り扱う仲間として見て頂ければ幸いです。

小沼良成

2014年3月17日

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占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」 過去と現在 ③: マイクロ版とデータベース活用期

2014年03月13日 · 未分類

メリーランド大学所蔵「プランゲ文庫」の過去と現在についての第3回目です.

占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」

 

①: 黎明期
②: まず検閲関連研究から
③: マイクロ版とデータベース活用期
④: NPO法人発足ー「府県別コンソーシアム提案」

 

③: マイクロ版とデータベース活用期

国会図書館の援助で1992年より職員がプランゲ文庫へ派遣されます。雑誌の部分は山田邦夫氏、雑誌から新聞になって藤巻正人氏がご担当されていたと記憶致しております。弊社では、1998年英国議会資料総索引CD-ROM版の販売に際して、知人よりニューヨークのNorman Ross社を紹介されてこのCD-ROM版の米国での販売を同社に委託致しました。暫くして同社より、プランゲ文庫雑誌コレクションのマイクロフィッシュ版の販売の為の入札があることを知らされ、共同で入札に参加する事を決め、入札に必要な登記簿謄本、決算書及び履歴等々の必要書類を英文で用意致しました。幸いなことに多くの競合に勝って我々連合組が落札し、販売を開始致しました。

『プランゲ文庫雑誌目録』(Norman Ross社 2000年1月)

雑誌のマイクロフィッシュ化 1997年4月完成 2000年3月販売開始

 

しかし、2004年に何の前触れもなく突然Norman Ross社がProQuest社に身売りする事が決定され、急遽渡米して引き続き弊社でプランゲ文庫を取扱い続ける事になりました。しかし、ProQuest社で製作した『プランゲ文庫新聞目録』にミスが見つかり往生致しました。その時は既に坂口英子氏がプランゲ文庫のご担当者として交渉相手に成られておりました。

『プランゲ文庫新聞目録』(ProQuest社 2005年11月)販売開始

新聞のマイクロフィルム化 2003年2月完成 2004年7月販売開始

 

上記完了後暫時児童書のフィルム化が開始されました。しかしマイクロ製品の販売も契約から10年が経ち、一方的な形で契約解除を申し渡されました。この期間に、早稲田大学、国際日本文化研究センター、熊本学園大学、神奈川大学にはフルセットをご購入頂き、加えて多くの大学及び県立/市立図書館にも部分的なご購入を頂きました。ありがとうございます。現在は国立国会図書館にて、フィルムと複写のサービスが行われております。

 

続けてプランゲ文庫では、日本財団より補助金を得て『プランゲ文庫教育書図書目録』1945-1949(野田朱美・坂口英子編 2006年7月 A4版 983p. 非売品限定出版 文生書院発行)を刊行しました。坂口英子氏よりデータ受領後全てを任され、編集、割付、装丁、製本までも順調に進みましたが、何百部を個々に外国へ送り出す送料も予め出すことを要求されて往生致しました。

 

Zasshi Shinbun EducationBook

 

山本武利氏を代表とする占領期雑誌記事情報データベースプロジェクト委員会は、文部科学省科学研究費助成金を得て、プランゲ文庫雑誌所蔵の全タイトル数1万3787誌、推定ページ数は610万頁、推定冊数15万冊のデータベース化を2002年3月に完成させて公開を開始されました。 又、早稲田大学二〇世紀メディア研究所より雑誌『Intelligenceが創刊され、このデータベースを使った各種の報告がなされるようになりました。更に、西日本地域の地域紙を中心にした新聞データベースの製作補助金を得て新聞データが追加されました。

 

このデータベース提供開始以来、新しい事実の発見が数多く発表されました。新聞を賑わすものも多くありました。その内代表的なものを此処に掲げます。

文学作品では: 壺井栄、井伏鱒二、林芙美子、武者小路実篤、佐藤春夫等々の未発表作品等々、

有名人では: 石橋湛山、大山郁夫、長谷川如是閑等々です

政治家では: 中曽根康弘、田中角栄、大平正芳等々は1945-1949年には既に活躍されていた事が判ります。

今後もより多くの発見がなされることと思います。又、人文・社会科学の領域を超えて、自然科学の領域までへも広がる研究が現れてきました。

 

雑誌「Intelligence」
特集・アーカイブ紹介・研究動向・史料(資料)紹介
講義・新着図書紹介等々

[特集一覧]
第1期:Nos.1-10,2002-2008 特価 1組\12,000(税別)
No.1: 特集 戦時期・占領期の一次資料による研究調査の現在
【特集1プランゲ文庫】
【特集2 アメリカ国立公文書館】
No.2: 特集: 通信と暗号の情報戦
No.3: 特集:占領期研究の成果とプランゲ文庫
No.4: 特集: 東アジアのメディアとプロパガンダ
No.5: 【特別企画】中曽根康弘元首相、国家情報戦略を語る
特集:中国・台湾のメディアと広告
No.6: 特集:現行憲法への新しい視点と分析
No.7: 特別企画・鶴見俊輔と占領期雑誌ジャーナリズム
No.8: 特集 I 占領期の検閲と文学
特集 II 満州における文化メディアと統治
No.9: 特集:対ソ・対ロインテリジェンス活動
No.10:特集:戦争と文化財・資料 - その略奪と行方

 

第2期:Nos.11-13,2011-2013 各冊\2,000(税別)
No.11: 特集:日米情報戦の深層
特集:占領期の言説
No.12:特集:プランゲ文庫研究の10 年
特集:危機のインテリジェンス
No.13:特集:日米広報外交とアジアの情報戦
特集:占領期メディア再考

 

No.14号は2014年4月中旬に刊行されます。

 

『Intelligence』について

こ のたび20世紀メディア研究所は早稲田大学の重点領域研究プロジェクト研究所として認証され、大学から活動資金の援助をえることになりました。当研究所は 2001年に呱々の声をあげ、以来細々と活動してまいりました。主としてプランゲ文庫の雑誌データベースの作成や、その推進のための研究会や研究誌 『Intelligence』発行を行ってきました。昨年秋に科学研究費と同じ競争的資金でありながら、それよりも使用に比較的に自由な裁量が許される重 点領域研究援助金が学内で新設されましたので、それに応募しましたところ、幸い採用されました。これを機会に当研究所は従来の名称に早稲田大学の冠をつけ た早稲田大学20世紀メディア研究所と改称しました。

『Intelligence』は当研究所の活動を活性化させるメディアです。 2002年3月に創刊し、2008年8月に第10号を刊行しました。「20世紀からメディア、プロパガンダ、インテリジェンスの現在を解剖する」を標榜 し、従来にない研究領域を開拓してきたと自負しています。その後各方面から続刊の問い合わせが来ています。また10号刊行で図書館などからの一括購入申し 込みが増えています。そこで本誌は文生書院に在庫の販売を委託することになりました。

なお本誌は4月から新編集体制を組み、新企画の下で、発売元を従来の紀伊國屋書店から文生書院に変更し、第2期刊行を行うことになりました。新研究体制下の研究会の成果や証言などを順次掲載する場として活用したいと思っています。
皆様のご理解、ご協力をいただければ幸いです。

 

2011年2月10日
早稲田大学20世紀メディア研究所
山本武利

 

Database_thumb3

「20世紀メディア情報データベース」のFront Page画面

同データベースのご案内

同詳細結果と項目解説

メリーランド大学プランゲ文庫ホームページ

 

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占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」 過去と現在 ②: まず検閲関連研究から

2014年03月08日 · 未分類

メリーランド大学所蔵「プランゲ文庫」の過去と現在についての第2回目です.

占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」 過去と現在

①: 黎明期
②: まず検閲関連研究から
③: マイクロ版とデータベース活用期
④: NPO法人発足ー「府県別コンソーシアム提案」

 

②: まず検閲関連研究から

Shomotsu 1980年代になるとプランゲ文庫を使用した検閲研究が盛んになって来ます。それに伴ってメリーランド大学へ訪問する研究者が多くなり始めます。実際占領期の研究をされる研究者にとって検閲の生資料の存在は偉大でした。その前に米国における各種日本資料群の中におけるプランゲ文庫の位置について述べている好書があります。それは和田敦彦著『書物の日米関係―リテラシー史に向けて』(2007.2 406p. 新曜社)です。この文庫は現在プランゲ文庫と言われていますが、その名称は1979年に正式に命名されたもので、以前はCCD文書と呼ばれ、その最高責任者はG2のウィロビー将軍でした。

検閲制度の終盤になり、この文書の米国内での争奪戦を勝ち抜くために、プランゲ博士が構想していたのが、この資料を基に「軍事研究所(Institute for Military Affairs)」を設立する事だったそうでインテリジェンスと軍の関係、又は、メリーランド大学と米国陸軍との関係を思うと大変興味がわきます。更に、湾岸戦争後のイラク統治に際して、米国が一番成功した統治事例として日本占領をあげ、その資料としてプランゲ文庫のマイクロフルセットが東部・中部・西部3カ所の大学へ購入資金が提供されたと言う事実も、この資料の評価が占領期における「ビッグ・データ」に相当するとみなされたからだと思います。

この時期、日本の国内研究に於いても、戦前の丸秘資料の需要は群を抜いておりました。つまりこれらは目に見えない非公開検閲資料と思われます。それに引き替えプランゲ文庫は検閲の部分まで記録されており、検閲の結果が残っている特異な資料群です。但し、目録は未だ無く、書誌も完備致しておりません。それを利用するには、メリーランド大学へ留学するか、あるいは訪問しなければその内容が判りませんでした。プランゲ文庫を訪問された研究者の方々から徐々に研究成果が発表され始めました。そのファースト・ランナーが奥泉栄三郎氏、古川純氏、春原昭彦氏等です。

SenryogunKenetsu奥 泉栄三郎氏は慶應義塾大学からメリーランド大学大学院へ派遣された3代目(最後)の方で、その後メリーランド大学へ止まり、後にシカゴ大学へ異動されて日 本語文献の研究・整備に生涯をかけられた方ですが、不幸にも昨年ご他界されました。弊社とは、奥泉様ご監修で『在北米日本人の記録』という復刻シリーズを 150冊以上出版致しました。氏は、以前福島鑄郞氏と共書でプランゲ文庫総目録を計画されましたが実現に至りませんでしたが、1982年奥泉栄三郎編『占領軍検閲雑誌目録・解題』(雄 松堂書店 531p.)が出版されると共に検閲資料として35mmマイクロフィルムにて260本、その内容は検閲雑誌3481タイトル、16万頁にわたる資料が雄松 堂書店より販売されました。これにより部分的にしろ、日本に於いてもプランゲ文庫が閲覧出来る状況がもたらされました。

Okuizumi
プランゲ文庫にて若い時の奥泉栄三郎氏(福島鑄郎氏撮影)


この時期、プランゲ文庫の存在を広く世に知らしめたのは江藤淳氏でした。「諸君」に発表した「閉ざされた言語空間 占領軍の検閲と戦後日本」(1982)は広く読まれた本で、1989に文藝春秋で単行本化され、1994には文庫本化されております。その他、この時期における主な研究は以下の通りです。

竹嶋和「占領期の検閲と放送―ラジオ・コード」(1979)、

裏田稔『占領軍の郵便検閲と郵趣』(1982)、

大江伸子「占領下の新聞事前検閲」(1982)

五百籏頭真『米国の日本占領政策』上・下巻(1985)

荒木義修「占領期の日本共産党に関する資料」(1985)

ブラウ(立花誠逸訳)『検閲 1945-1949―禁じられた原爆報道』(1988)

増田弘『石橋湛山 占領政策への抵抗』(1988)

佐々木泰「占領軍検閲―新聞・通信社を中心にー」(1989)

浅岡靖央「雑誌にみる子ども読物と占領軍検閲」(1990)

有山輝雄「戦後ジャーナリズムと民衆の歴史の交錯―プランゲ・コレクションがしめすもの」(1990)

吉田裕「占領期における戦争責任論」(1991)

吉見義明「占領期日本の民衆意識―戦争責任論をめぐって」(1992)

高野和基「占領軍の雑誌検閲『民主評論』」(1992)

高野和基「占領軍の雑誌検閲『民主評論』」(1992)

横手一彦「雄松堂マイクロ・フィルム『占領軍検閲雑誌』に見るGHQ検閲の実態」(1993)

横手一彦『被占領下の文学に関する基礎的研究』(1995)

甲斐弦『GHQ検閲官』(1995)

山本武利『占領期メディア分析』(1996)

有山輝雄『占領期メディア史―自由と統制・1945年』(1996)

棚町知彌『歌舞伎 研究と批評』(2000)

(注:「山口県史」資料編:現代3を多く参照させて頂きました)

Yamagichiken1988 年成田龍一氏等による派遣チームによって、プランゲ文庫の神奈川県下資料の文献化とマイクロ化が進められて各県・各市の地域資料として自治体史レベルでの 活動が活発化してきました。その後、茅ヶ崎市史・千葉県習志野市史・群馬県高崎市史と続きます。又、秋田県から来た使節団に対して秋田県の文献目録が発行 されたり、島根県についても、元竹下首相の訪問に際して島根県の文献目録が刊行されたています。広島県においては尾津訓三氏がプランゲ文庫検閲雑誌の広島 県部分の地域別解題を作られています。最後に山口県は(山口県史 史料編 現代3:言論・文化 プランゲ文庫 1101+56p. 2004年3月)を豪華な一冊本として刊行しています。又北海道では、児童文学の専門家である谷瑛子氏が「北海道における戦後の児童出版物―1945年か ら1950年まで」を発表しており、出村文理氏も道内での出版物及び検閲の状況を整理されています。

 

1990年、自著の青年団報発見を知らされた訪米中の竹下元首相がその資料を見るために急遽プランゲ文庫を訪問しました。この働きかけをしたのが当時プランゲ文庫の司書責任者の村上寿世氏で、ここからプランゲ文庫が劇的に変わり始めました。国立国会図書館との共同作業で書誌とマイクロ写真撮影による保存作業が始まりました。その村上さんが出版クラブのお誘いで八回にわたりプランゲ文庫について詳述されております。村上寿世著「プランゲ文庫について」第1―第8報『出版クラブだより』Nos.338-385(1993.3-1997.2)です。この報告がプランゲ文庫に関して数ある報告の内で一番詳しい内容だと思います。1997年村上氏のご逝去に際して、同文庫の児童書を「村上寿世記念児童書コレクション」と命名し、次の本が刊行されました。村上寿世・谷瑛子著『プランゲ文庫児童書目録1945-1949』(2002 ProQuest社701p. 弊社代理店品)


ShuppanClub  Jidosho
出版だけでなくプランゲ文庫について各種の展覧会が開催されております。1998年12月早稲田大学で「メリーランド大学所蔵<プランゲ文庫>展」が開催され、『占領期の言論・出版から文化<プランゲ文庫>展シンポジウムの記録』、『メリーランド大学所蔵プランゲ文庫展記念図録』がニチマイより出版されました。2001年5月同じく早稲田大学で児童書を中心とした『占領下の子ども文化<1945-1949>展』が開催され、広島平和記念資料館、北海道立文学館、熊本近代文学館、沖縄県平和祈念資料館、国際こども図書館』で巡回展示されました。

 

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占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」 過去と現在 ①:黎明期

2014年03月03日 · 未分類

これから4回に分けてメリーランド大学所蔵「プランゲ文庫」の過去と現在
について述べたいと思います。

占領期のビッグ・データ 「プランゲ文庫」 過去と現在

①: 黎明期
②: まず検閲関連研究から
③: マイクロ版とデータベース活用期
④: NPO法人発足ー「府県別コンソーシアム提案」

①: 黎明期

敗戦直後の1945-49年の間に発行された日本における雑誌、書籍、新聞などの全ての出版物は、GHQ(連合国軍総司令部)の検閲下におかれ、民間検閲局(CCD)の検閲を受け無ければ紙の支給が受けられないと言う状態から出発し約4年間続きました。占領期とは、一般的に1945年の敗戦から1952年サンフランシスコ講和条約締結までの7年間でありますが、その前半こそが占領期を特色づけするだけでなく、戦後から現在にいたる日本を決定する最重要の時期であると思います。

 

この検閲終了後、保管されていた検閲済みの出版物は、CCDに勤めていたゴードン・プランゲ博士を通して米国メリーランド(州立)大学へ寄贈されました。これがプランゲ文庫です。たとえば雑誌を見た場合、学術、文芸、風俗、教育、工業、医学等々の一般誌を網羅し、全国各地の企業の社内報や、青年団雑誌、労働組合機関誌、短歌や俳句の同人誌などの民衆のメディア迄も収録されておりました。所蔵タイトル数は1万3787誌、推定ページ数は610万頁、推定冊数15万冊にも上り、国立国会図書館の所蔵のものはその内の約20%しかない、つまり8割の雑誌はプランゲにあって、同館には1号もないといわれております。(国立国会図書館の創設は1948年で約3年間のブランクがあります)。雑誌の他に、新聞や単行本等々も含まれております。

Prange1 Prange2
Prange3  Prange4

 

最初にプランゲ文庫の存在を日本へ紹介したのは、1968年から2年間、慶應義塾大学からメリーランド大学大学院で図書館情報学を学びに行った森園繁氏であります。帰国後1971年に、慶應義塾大学教育情報センター機関誌に寄稿されました。それを読んで渡米までしてプランゲ博士に直接会い、プランゲ文庫目録刊行計画を思い立ったのが福島郎氏でした。福島氏は終生占領期の書誌に関心を寄せ、「カストリ雑誌総覧」の出版を小生と共に企画致しましたが、その完成を待たずに黄泉の国へ旅たってしまいました。 fukushima
森園論文を読んで触発された方に、出版界の長老布川角左衛門氏がおり、プランゲ文庫を文化財として評価していたそうです。それ以前から占領期の研究をされていたグループに『展望』編集者の臼井吉美氏、『日本評論』編集長であった美作太郎氏等、実際にGHQの検閲を身をもって体験したことのある編集者達が、戦時下の軍部とGHQによる検閲との比較を論じていました。更に『改造』の編集者であった松浦総三氏はメリーランド大学まで出かけて『増補決定版 占領下の言論弾圧』を1974年に発表しております。

 

 

 

森園報告の翌年に、日米研究者による共同研究として『日本占領文献目録』(日本学術振興会・1972)が刊行されました。同書の定期刊行物リストの中に、Mという所蔵名が明記されたメリーランド大学プランゲ文庫の所在がありますが、明細はなく半ば未整理のまま所蔵されていると記述されるに止まっております。尚、同書には占領行政の実施にあたって重要な地位を占めていた人々の『関係者リスト』の小冊子が付けられております。 SenryoMokuroku
この『日本占領文献目録』の製作にあたり、事務局長的な働きをされた天川晃氏、先述の福島鑄郎氏と竹前栄治氏が語らって「日本占領史研究会」を発足させたのが1972年11月であります。その後思想の科学研究会「占領サークル」との出会いがあり、『共同研究・日本占領』、更に『共同研究・日本占領軍―その光と影』へと発展して行きます。これらの活動は『占領史研究会ニュース』(1993、柏書房 390p)に詳しく紹介されております。歴代会長は竹前氏、天川氏、袖井林次郎氏であり、1993年の解散まで、多数の研究者が集い、占領史研究への中心的な役割を担っていたと思われます。そこで、同ニュースの中でプランゲ文庫がどのように紹介されていたかを調べますと: SenryoshiKenkyuukai

 

『戦後史研究会ニュース』

No.2(1973.1.12):「米の図書館に眠る、占領下日本の全出版物、貴重な資料もボロボロ」石松久幸(『読売』72/11/02

No.6(1973.4.11):福島鑄郎氏よりMaryland大学Prange Collection(East Asian Collection)所蔵の雑誌調査の計画が紹介された。6月中旬から約1週間の予定で調査に当たる予定である。

No.8(1973.10.11):福島鑄郎氏の訪米の報告を聞く。詳しくは『読書人1973.8.13』を参照。

No.10(1973.11.26): 福島鑄郎氏はMaryland大のEast Asian Collectionを日本人が利用する際の窓口のような仕事をしております。

No.35(1980.8.1)占領期の言論統制―滞米中の資料収集を中心として。古川純「私は去る5月中旬、2年間にわたる米国メリーランド州立大学での在外研究を終えて帰国した。—」

No.50(1983.5.1)帰朝・近況報告。高橋史朗「2年9ヶ月のアメリカ留学を終え、昨年末帰国致しました。アメリカではメリーランド大学と—–」。

No.54(1984.2.4)Eizaburo OKUIZUMI and F. Shulman, A Binational Project for the Preservation and Control of Censored Magazines from the Allied Occupation of Japan at the University of Maryland. 1983.7p

No.56(1984.61):高橋史朗「明星大学内に占領教育史研究センターが開設された。—」・研究発表「奥泉栄三郎:プランゲ・コレクションについて」・講演「F.J.シュルマン:米国における日本占領研究資料についてーメリーランド大学所蔵プランゲ文庫の紹介」・資料「占領下教育関係雑誌目次総覧・改題―メリーランド大学マッケルディン図書館所蔵」。

No.60(1985.2.1):「プランゲ・コレクション利用の著作目録:メリーランド大学の東亜図書部は、プランゲ・コレクション所蔵資料を利用した著作の文献目録を作成している—-」

No.73(1987.9.1):竹前栄治「日本国憲法の“原点”」去る4月25日、日本国憲法施行40周年を記念するシンポジウムがメリーランド大学で開催された。参加者は300名にのぼり、日米学者ら三人が基調報告を行うと共に、日本国憲法の起草に助力したアメリカ人(GHQ草案起草者)九人が興味深いエピソードを披露した。

No.74/76(1988.12.10)成田龍一「占領期神奈川県下新聞目録稿」『市史研究・よこはま』二号

No.78(1991.7.20):奥泉栄三郎「プランゲ文庫―負から正の文化遺産へ」『図書館雑誌』83巻8号(1989.8)

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サッカーとワールドカップに関する洋古書コレクション 【新入庫】ご案内

2013年12月13日 · 未分類

soccer

先日、来年開催の「ワールドカップ」の組み合わせが決定し、大変な話題となりました。昨12月12日には、本田圭佑選手のACミランへの移籍が決まりました。暫くは、本田選手ーの話題でメディアも賑わうと思います。

ところで、文生書院は先般イギリスから「サッカーとワールドカップに関するコレクション〔原タイトル:SOCCER. Association Football and the World Cup〕, 400 titles を輸入し、所蔵しております。

フットボールの歴史は、1863年のFA(Football Association)の創設に遡ります。1870年代にイギリス・スコットランド・ウェールズ・アイルランド間の合意があり、1885年にワールドカップの前身であるフットボールリーグが始まりました。
その後、サッカー人気が急速に高まり、現在のワールドカップは、20年後の1904年に創設された FIFA (Fédération Internationale de Football Association) によって、1930年からスタートしました。本コレクションは、一人の熱心なフットボール・フアンによって丹念に収集されたフットボールやプロフットボールチームの歴史に関する本や写真帖など400タイトルで構成されております。

現在の日本サッカー界で活躍している選手を数多く送り出している大学は、早稲田大学を筆頭に、順天堂・福岡・法政・東海・大阪商業・関西学院・阪南・同志社・専修・青山学院・中京・立命大学等多数にわたります。サッカー選手の何方かが本コレクションを母校の図書館様に寄贈して頂けないかな?などと思っています。詳細は、弊社のホームページに掲載してあります。(K.S.)

【文生書院ホームページ:こちらからご確認ください [解説・明細リストを掲載]】

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洋古書コレクション【近現代における情報機関の研究】 441タイトルのご案内

2013年11月01日 · 未分類

 

弊社は、イギリスの古書店から標記のコレクションを購入し、所蔵しております。1928年から2004年迄に英米で出版された、英国外務省旧蔵書も含む441タイトルに及ぶ大型のコレクションです。当初、古書店からの案内では【Books on ESPIONAGE and CRYPTOGRAPHY スパイと暗号解読に関する本】のコレクションとなっておりましたが、弊社は「近現代における情報機関の研究」としてホームページ上でご案内しております。このところ、オバマ大統領の盗聴問題等で米国情報機関の活動が我が国のメディアでも大きく取り上げられています。本コレクションについての解説を、ケンブリッジ大学のアンドリュウ教授が書かれておりますが、教授は「情報機関」に関する研究の必要性を強調されています。是非、ご一読下さい。我が国に於ける「情報機関」の研究は、大学図書館の蔵書状況から推察しても余り進んではいない様です。(KS)

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Brill社のインテリジェンス関連データベース二種

2013年10月15日 · 代理店物

I : Cold War Intelligence Online 

The Secret War Between the U.S. and the USSR, 1945-1991

II : U.S. Intelligence on the Middle East 

1945-2009

Brill社の貴重なインテリジェンス関連一次資料のデータベースです。米国諜報研究に必須の資料です。

b-coldwar

IME

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イギリス・アメリカの幼児教育者が薦める 特選絵本コレクション【子どもたちの<リテラシー>向上に最適の絵入り本】特選250タイトルのコレクション

2013年09月04日 · 未分類

子どものための「英語塾」が増えているようです。本コレクションは、1950年〔昭和25年〕から2002年〔平成14年〕迄の半世紀に主としてアメリカで出版された幼児のための絵本250タイトルで構成されています。子どもに正しい英語を教える為だけの絵本ではなく、同時に正しい生活習慣のあり方をも教えています。今後、海外に飛躍される若い方達にとっても非常に興味有るものと存じます。明細はHPに掲載しております。(KS)

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