11月19日、ギャラリー古藤(練馬区栄町9-16)で、『東京モノクローム 戸田達雄・マヴォの頃』の出版記念講演会が開催されました。
会場となったギャラリー古藤は戸田さんが審査員を務める江古田映画祭の会場でもあります。
当日は、予想数を超える参加者に、ギャラリーは入り口付近まで椅子をならべる大満員となりました。
「第1 部 近著『東京モノクローム』出版にまつわるお話」では、戸田達雄が生きた大正という時代についてお話いただきました。
戸田さんは、大正時代を総括して、「大正時代というのはアマチュアの時代。マヴォの芸術家たちもそうだが、後に影響を与えたとかいうことはなく、いかにもアマチュアの仕事といった雰囲気がある」とされ、アマチュアの時代だからこその大正時代の特異性、面白味を説かれました。
「第2 部 映像作品に向き合う」では、戸田さんが撮影した参考映像を放映したあと、立食パーティーのなかで、意見が交わされました。
参加者には、戸田さんの旧知の方も多くおられ、終始和気藹々とした和やかな雰囲気のなか会は進行しました。
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