文生だより (文生書院メールマガジン)
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文生だより (文生書院メールマガジン)
第六十七号
毎月10日/25日発行 2014年8月13日
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◇ 目次
1. 刊行案内
『米国加州教育局検定 日本語讀本』(復刻版)
2. 新着古書
戦前戦後「国語読本」関連リスト
戦前戦後「入試」関連リスト
「近現代における情報機関の研究」
3. イベント情報
◇ しょうけい館
[夏の企画展] 義肢に血が通うまで -戦傷病者の社会復帰と労苦-
◇ 昭和館
[第51回資料公開コーナー] 焼けあとからたちあがる人びと
◇ 新三木会
[第49回 講演会] 『東京裁判をめぐる諸問題』
4.【著作権者を探しています】
5.【古書の買い取りを致しています】
6.【ブックリスト・オン・デマンド:無料進呈】随時在庫リスト製作します
~ Facebookで最新情報を発信しています。是非ご覧ください ~
https://www.facebook.com/bunseishoin
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◆ 刊行案内
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■『米国加州教育局検定 日本語讀本』(復刻版) ISBN978-4-89253-550-0
Califonria’s Japanese language readers 1924-39 全16冊 別冊解題付
復刻監修:Edward Mack(ワシントン州立大学シアトル校アジア言語・文学科准教授)
解題:森本豊富(早稲田大学人間科学学術院教授)
坂口満宏(京都女子大学文学部教授)
全16冊(総ページ1490)+別冊解題付(分売不可) 菊判変形 並製 函入 \50,000(税別)
子どもたちが学校に通い始めて最初に手にする本、そして、子どもたちを世界へ導
く書物が教科書である。そして、また、教科書は大人が子どもに身につけて欲しい
と願う内容を盛り込んだ理想世界または世界観を示すものでもある。その意味にお
いて、『米國加州教育局檢定 日本語讀本』(1924-39)は、移民一世の教科書編
纂者が、米国の日系の子どもたちに教え込もうと望んだ理想世界の反映であるとい
える。.. 監修者:エドワード・マック(解題「序説」より抜萃) 翻訳:森本豊富
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弊社では一昨年米国における日本語教科書として「シアトル版 日本語読本」を刊
行しておりますが、そちらに続くカリフォルニアの日本語読本となります。エドワ
ード・マック氏による序文の続きは文生書院ホームページへ。
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/1210-cjlr.html
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◆ 新着古書
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■ 戦前戦後「国語読本」関連リスト《ブックリスト・オン・デマンド サンプル》
キーワード”国語読本”等による単行本479点掲載。各点詳細は下記ご覧ください。
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/1213-koku.html
■ 戦前戦後「入試」関連リスト 《ブックリスト・オン・デマンド サンプル》
キーワード”入試”等による単行本139点掲載。各点の詳細は下記ご覧ください。
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/1214-nyuu.html
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【ブックリスト・オン・デマンド 無料進呈】
任意のキーワードで、単行本・雑誌の一覧リストを製作可能です。随時受け付け、
数日の猶予を頂ければ無料にてメール等でお送りいたします。是非ご一報下さい。
mailto:info@bunsei.co.jp
◆◆ ブックリスト・オン・デマンド の ロゴができました ◆◆
■ 「近現代における情報機関の研究」 ESPIONAGE AND CRYPTOGRAPHY
優れた外交官として名高い Alexander Cadogan卿は情報機関について「外交史のな
かの失われた次元」といったことがあります。卿のいう通り、20世紀の国際関係史
のなかでもこれほど誤解されている事柄はないでしょう。
長い間、アカデミックな研究者は情報機関の役割を無視するか、全く重要ではない
ものとして扱うことがほとんどでした。作家やジャーナリストは、その反対にしば
しば情報機関をセンセーショナルに取り上げ、アカデミックな研究者はそのことに
より、更に情報機関に真剣に扱うことをためらうようになっていたのです。
20世紀最後の四半世紀になって、情報戦のなかで幅広く活動していた3つの大国か
ら、信頼に足る研究書が出てくるようになりました。その大国とは英米、旧ソ連邦
です。このコレクションの主要な部分を占める当時の研究書により、政治史や国際
関係史における情報機関の役割について私たちは理解を改めることになりました。
~Professor Christopher Andrew ケンブリッジ大学教授(現代史)
http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/ecollection/119-espionage.html
このコレクションは英国外務省旧蔵のものなど、絶版本や稀覯本を数点含み、また
現在進められている研究の主要な部分を押さえた非常に貴重なコレクションです。
全441タイトルの詳細リストをホームページに掲載しています。
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◆ イベント情報
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■ しょうけい館
[夏の企画展] 義肢に血が通うまで -戦傷病者の社会復帰と労苦-
恩賞制度の一環として戦傷病者に対して各種の人工補装具が支給されていました。
明治10(1877)年の西南戦争でオランダ製の義肢を支給したのが始まりです。
明治27~8(1894~95)年の日清戦争では、昭憲皇后の「敵味方の区別なく人工手
足を」との御沙汰があり、以来「御賜の義肢」として制度化されたのです。明治37
~8(1904~05)年の日露戦争後、廃兵院や失明軍人のための盲学校などが設立さ
れ、社会復帰の施策が拡充されます。
昭和期には、それまでの審美的な「装飾義肢」に加えて実用的な「作業用義肢」の
開発と職業訓練が本格化します。日常生活、各種の職業、用途別に作業用義肢が製
作され、各人の適正と、義肢の特性を踏まえて様々な職業が選択出来ました。
慣れない義肢による職業訓練と社会復帰後の毎日は、あたかも義肢に少しずつ血を
通わせて、体の一部にしていく日々だったのです。
本企画展では、館が所蔵する写真、史料、実物を交えて義肢の歴史をたどり、作業
用義肢を装着して第二の人生を歩まれた戦傷病者の労苦を偲びます。
会期:平成26年7月23日(水)~9月15日(月)
会場:しょうけい館1階
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
入場料:無料
【証言映像 (シアターにて上映)】
「厳しい訓練も今となれば」 「小学校を出て先生に」
「片手のハンデを乗り越えて」「働くために義手を」
「片腕で取った自動車免許」 「人間の尊厳の回復に尽くした生涯」
【関連イベント:学芸員による展示解説】 毎回14:00より30分程度 申込不要
8月3日(日)、8月17日(日)、8月31日(日)、9月14日(日)
詳細はこちら : http://www.shokeikan.go.jp/kikaku/kikaku.html
◎ しょうけい館 ホームページ http://www.shokeikan.go.jp/
■ 昭和館
[第51回資料公開コーナー] 焼けあとからたちあがる人びと
昭和20年(1945)8月15日、約3年8ヵ月続いた太平洋戦争が終わりました。
終戦で人びとの毎日の空襲への不安はなくなりましたが、日本の都市の大部分は焼
け野原となり、多くの人が住むところや家族、財産をなくし、くらしも大変苦しく
なっていました。
しかし彼らはたくましくたちあがりました。焼けあとに集まり、生きていくために
ヤミ市がならび、少しずつではありますが、がれきを片付け、家を建て、新しい生
活をはじめました。
今回は、焼けあとで人びとが新たに生活を始めた頃の光景を紹介します。
日時/会場: 平成26年7月15日(火)~9月7日(日) 昭和館1階ロビー
詳細はこちら : http://www.showakan.go.jp/floor/1f/shiryo/index.html
◎ 昭和館 ホームページ http://www.showakan.go.jp/
■ 新三木会
[第49回 講演会] 『東京裁判をめぐる諸問題』
日時: 2014年8月21日(木) 13:00-14:30
場所: 如水会館 2F スターホール
演題:『東京裁判をめぐる諸問題』
講師: 粟屋憲太郎氏 近代史研究家 立教大学名誉教授
申込先:shinsanmokukai@gmail.com 受講料2000円 夫人1000円 学生無料
資料・座席準備等もありますので、なるべく事前にお申込み願いします。
茶話会: 15:00~16:00 粟屋講師を囲んで質疑応答 (事前申込制 参加費:千円)
戦後69年、未だに東京裁判論の百家争鳴は尽きない。「勝者の裁き」批判は後を絶
たないが、その弁護論が逆に歴史への目を曇らすことにならないだろうか。
そのそも東京裁判はどうやってはじめられたのか、A級戦犯28人はいかにして選ば
れたか、天皇不追訴、免責の毒ガス・細菌戦・・・
講師は冷戦高まる過程で無視された証言・証拠の数々をアメリカに残された膨大な
尋問調書を丹念に読み解き、語られざる歴史の実相、当事者たちの人間ドラマに迫
る。
◎ 新三木会 ホームページ http://jfn.josuikai.net/circle/shinsanmokukai/
今後の講演予定及び今までの講演 (PDF版 講演記録を掲載)
http://jfn.josuikai.net/circle/shinsanmokukai/kiroku.html
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◆【著作権者を探しています】
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下記の方の著作権に関する情報を探しています。著作権者、著作権継承者、または
著作権者の連絡先等の情報をお持ちの方は mailto:info@bunsei.co.jp までお知ら
せください。
■ 三輪武久 ミワ タケヒサ 1905年生
著作 『空軍による勝利』 セヴァースキー著 三輪武久訳 東京 1944
『ジエファーソン:米国民主制度の創始者』 ラッセル著 三輪武久訳 1958
ほか
※おそらく時事通信社の社員であった方です。
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◆【古書の買い取りを致しています】
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ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
弊社では常時ご相談をお待ちしております。
もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただける幸い
です。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただく
こともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い取
りは無料で承ります。
『公共図書館様・大学図書館様』
重複で所蔵されているご蔵書について、ご整理をお考えになられているようでした
らご相談ご一報ください。
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◆【ブックリスト・オン・デマンド:無料進呈】随時在庫リスト製作します
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任意のキーワードで、単行本・雑誌の一覧リストを製作可能です。随時受け付け、
数日の猶予を頂ければ無料にてメール等でお送りいたします。是非ご一報下さい。
mailto:info@bunsei.co.jp
【リストの例】下記リストは古い情報も含みます。売り切れの際はご容赦下さい。
* 朝鮮半島関係古書在庫リスト(1)~(5) * 映画雑誌(バックナンバー)
* 地方史/郷土史 * 震災関連資料リスト
* 観光・旅行関連資料リスト * 競馬関連資料リスト
* 鉄道関連資料リスト * 絵本関連リスト
* オリンピック関連リスト * 映画関連リスト (単行本)
* 日本占領期関連リスト(復刻,雑誌,単行本) * 各県”地方誌・郷土史”関連リスト
* “写真集” 関連リスト
詳細は http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/jcollection/1118-ond.html
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・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
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