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布哇(ハワイ)貴重資料解説(21) 『布哇その折り折り』

2012年12月22日 · コメント(0) · 古書, 復刻版

英文書名:A Rough Sketch of Hawaii

[相賀安太郎(渓芳) 著]

著者相賀安太郎(号は渓芳)は1873年東京に生まれ、東京法学院で修業し、1896年 3月に渡布した。表紙やカットを古川章画伯が丹念に描いている。本書の内容は時事問題等の短評集で、1916年8月より1920年8月までに『日布時事』(毎回日曜日)に掲載されたものから選んでいる。

概ね、短文で構成されているため深さはないが、上記年代の社会の諸相等を知る上で、便利な書物となっている。巻末に同著者の出版広告『鮮満支の初旅 韮の匂ひ』が見える。相賀には上記のほかに、私家版の「切り抜き帖」や「訪日随想 1952」(スクラップ・ブックで新聞記事69篇を収める)の存在が確認されているほか、『日満を覗く』(1935)、『鉄柵生活』(1948)、『五十年間の布哇回顧』[1953)などがある。

hawai21

【文生書院:復刻版『初期在北米日本人の記録』に収録されています】

ISBN978-4-89253-396-9

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