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シンポジウム 『占領する眼・占領する声 — CIE/USIS映画とVOAラジオ』

2012年02月22日 · コメント(0) · その他

☆占領軍が全国で400本以上上映したCIE映画(ナトコ映画)は、プロパガンダ、教育、啓蒙、娯楽、という多面的な色彩を放つメディアであった。占領終結後はUSIS映画に継承されていく。

☆VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)ラジオ放送は、ニュースのみならず、教養番組、英語教材、心理戦の武器としても発信された。

☆アジアにおける地理的広がりと、冷戦期に続く時間的広がりの中で、日韓の研究者たちが、占領期~ポスト占領期アメリカの海外向け視聴覚メディアを、政策として、また生きられた経験として多角的に論じ合う。

日時: 2012年3月4日(日) 13:30~17:30 (13:00開場)

場所: 東京大学大学院情報学環福武ホール・福武ラーニングシアター
      (東京大学本郷キャンパス赤門並び)

司会: 吉見俊哉

第1部――政策としてのメディア冷戦
 ・土屋由香:
   原子力平和利用USIS映画―核ある世界へのコンセンサス形成
 ・井川充雄:
   VOAフォーラム―「教養番組」とプロパガンダの交差するところ
 ・小林聡明:
   冷戦期アジアにおけるVOAの展開と中継所の世界的配置
 ・許殷(ホ ウン):
   冷戦期アメリカの民族国家形成への介入とヘゲモニー構築の最前線
   ――在韓米国広報文化交流局の映画
 ・コメント:鄭容郁(チョン ヨンウク)
   第1部ディスカッション

【CIE/USIS映画上映】
『原子力の恵み』(USIS 555-S)
『将来の設計』(CIE 64)

第2部――メディア冷戦を生きる
 ・谷川建司:
   冷戦期のアメリカ広報外交とスポーツ
   ――CIE映画とVOAラジオ放送におけるスポーツ関連コンテンツの積極的利用
 ・身崎とめこ:
   衛生家族の誕生
   ――CIE映画からUSIS映画へ、連続される家族の肖像
 ・中村秀之:
   敗者による敗者のための映像
   ――CIE映画教育と日本製CIE映画について
 ・原田健一:
   CIE映画/スライドの日本的受容――「新潟」という事例から
 ・とちぎあきら:
   CIE映画フィルムのアーカイビング
 ・コメント:土屋礼子
   総合ディスカッション

主催:
東京大学大学院情報学環 吉見俊哉研究室
日本学術振興会科学研究費補助金
(基盤研究B・研究代表者:土屋由香)
「占領~ポスト占領期のアメリカ広報宣伝/メディア政策―映像とラジオを中心に」
(基盤研究B・研究代表者:井川充雄)
「冷戦期における米国の「広報外交」の実態とその評価法の解明」

<入場無料・韓国語通訳あり>

お問い合わせ先:
愛媛大学法文学部 土屋由香(tsuchiya.yuka.mx@ehime-u.ac.jp)
立教大学社会学部 井川充雄(m-ikawa@rikkyo.ac.jp)

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