本郷村だより

文生書院のブログ

本郷村だより header image 2

報道写真 (日露戦争に於ける従軍記者達) ③

2011年01月12日 · コメント(0) · 出版物, 古書, 新刊, 洋古書

日露戦争は欧米先進諸国が直接に関与する戦争ではなかったですが、帝国主義の潮流の中で、各国の思惑によって多様な駆け引きが行われた。特に陸軍の最強国であった大国ロシアとの戦争であり、陸戦は今までにない大規模なものとなり、近代的な海戦もあって、第0次世界大戦と言われる所以もそこにあった。日本は国際法を順守し、著名な国際法学者も参戦(例えば第3軍の有賀博士等々)した。同時に、各国より従軍武官が多数観戦に参加し、折しも、写真と通信技術の発展により、世界中から特派員や従軍記者が訪れ、開かれた形でその結果をいち早く全世界に報道した。

その結果、高橋是清が孤軍奮闘していたロンドンでの日本債の販売も追い風を受けるように順調に推移し、戦場での勝利がいち早く効果的に作用して、戦争を有利に展開させたことは否定できない事実と思う。更に、これからの従軍記者の報道によって、その後発展途上国に種々の影響を与えた事も見逃せない事実であった。

n02410881_thumb234

日本へ向かう英国と米国の従軍記者達: 左から ジェームス・H・ヘアー(コリア―); ジャック・ロンドン(サンフランシスコ・イクザミナー); ライオネル・ジェームス大尉(ロンドン・タイムズ)

n02410882_thumb233

東京で待機している戦争従軍記者達。

n0241089_thumb233

東京のノーブルクラブの外国人従軍記者達。中央に児玉将軍、右側に福島将軍と思われる人物あり。

jf11166_thumb233

n039112268a_thumb233

"満州丸"乗船の日本人記者と外国人特派員達:これから中国の戦地へ

jf11016_thumb233

朝鮮の首都ソウルに従軍記者が着く

cp1082_thumb233

KU-LIEN-CHENG(九龍城)への爆撃を見ている従軍記者と韓国人。

弊社では、報道写真に関する欧文コレクションを在庫で持っております。 『JOHN G. MORRIS COLLECTION on Photojournalism & Photojournalists』です。ご高覧下さい。

続く  (YO)

タグ :

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントする