本郷村だより

文生書院のブログ

本郷村だより header image 2

銀座界隈 木村荘八

2010年10月01日 · コメント(0) · 古書

最近の銀座は歌舞伎座を立て直したり、銀座三越もリニューアルしたり、
海外の有名ブランドのビルが多数出来たりと、行くたびに街の雰囲気が
変わっていきます。
そんな今の銀座を紹介する本はたくさんありますが、今回は昔の銀座の
風景や歴史、写真が紹介されている『銀座界隈』を入荷致しました。

・昭和29年刊 木村荘八編著  東峰書房刊
別冊アルバム付き
                             IMG_0001
木村荘八は1893年生まれ。東京府出身の洋画家、随筆家。永井荷風
の新聞連載小説で代表作の『濹東綺譚』や、明治初期の横浜新開地を舞台にした大佛次郎の時代小説『霧笛』、 『幻灯』、『花火の街』などに挿絵を描きました。

←  木村荘八の自画像

 
この銀座界隈の目次には5つの章があり、それぞれ違う人が担当しています。
                                     
1  銀座論           高木健夫 
                                      2  銀座煉瓦       木村荘八
                                      3  銀座今昔       安藤鶴夫
                                      4  銀座現勢図   小高志郎
                                      5  銀座書誌       槌田満文
          IMG_0005
そして、巻頭錦絵は四代広重が描き、木版挿絵は井上安治、装幀・挿絵は 木村荘八が手がけています。なかなか豪華な顔ぶれです。

しかし、一番の見所は別冊アルバムなります。このアルバムには銀座の表通りの1丁目から8丁目までを一枚の折りたたみの本(折り本)にしたパノラマ写真集になっています。全部を広げると約3メートル近く長さになります。
IMG_0003この写真の左上には、今も営業しているビアホール『ライオン』があります。 また、違うページには『資生堂パーラー』や『松坂屋』も当然載っています。

サンセット大通り沿い左右すべての建造物を撮った写真をパノラマにつないだ「Every Building on The Sunset Strip」(1966)。これを作ったエド・ルシェが、噂を聞きつけ、銀座通りでほぼ同じことをした、この『銀座界隈』を最近入手したと言う話も聞きます。

今の銀座を比較しても楽しいでしょうし、この時期の銀座を知っている方には懐かしくおもえると思います。
現品限りの商品になりますので、ご注文はお早めに。                         (
AO)

ご購入はこちらからお願い致します

またこの『銀座界隈』以外にも木村荘八の作品の在庫がございますので、紹介と共にリンクを張っておきます

☆東京繁盛記     ☆現代風俗帖    ☆広重

.

タグ :

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントする