本郷村だより

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文生だより (文生書院メールマガジン) 第七十二号 (10月25日)

2014年12月25日 · コメント(0) · メルマガ

main-d  文生だより (文生書院メールマガジン)
  最新刊の案内や古書新入庫、イベント情報、連載など。
  毎月10日、25日に発行しています。
  【読者募集中(無料)・お申込は以下まで】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2011-11-28-02-07-40.html

 

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                    文生だより (文生書院メールマガジン)
                                                               第七十二号
  毎月10日/25日発行                                         2014年10月24日
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◇メールマガジンがご不要な方は大変お手数をお掛けしますが、その旨ご返信あるい
  は  mailto:info@bunsei.co.jp  までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
  また、お手数ですがあわせてお名前もお知らせいただけますと幸いです。
◇ウィルス防止のため添付ファイルはありません。不審なメールに注意ください。
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    ◇ 目次
    1. 刊行案内
        『梶田半古口絵集 『薄氷遺稿』についても』
        『キネマ旬報 No.597-614 第21回配本』復刻版
    2. イベント情報
       ◇ 横浜開港資料館 [特別資料コーナー]  ジョセフ・ヒコと『海外新聞』
       ◇ インテリジェンス研究所    第8回諜報研究会 開催のご案内
       ◇「20世紀メディア情報データベース」有料化一周年記念 および
          新曜社版『占領期生活世相誌資料』発刊記念ワークショップ【in 関西】
            ◆ご参加の方に限定記念品『占領期米語・GHQ 略語集』無料配布◆
    3. 新着古書
         Seventh World Education Conference TOKYO 1937(第7回世界教育会議)
    4.【古書の買い取りを致しています】
    5.【ブックリスト・オン・デマンド:無料進呈】随時在庫リスト製作します

        ~ Facebookで最新情報を発信しています。是非ご覧ください ~
https://www.facebook.com/bunseishoin

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  ◆ 刊行案内
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  ■『梶田半古口絵集 『薄氷遺稿』についても』
     Kuchi-e  Hanga by Kajita Hanko The Posthumous Writings of Kitada Usurai
     山田奈々子 著   192頁  [カラーページ 88頁・カラー折り込み 1枚]
     6,000円(税別) ISBN978-4-89253-560-4  2014年11月1日発行

  ~はじめに~  山田奈々子
  本画家としても、挿絵・口絵画家としても存命中は高い知名度を保っていた梶田半
  古(1870‐1917)のことは一世紀たった今、完全に忘れ去られてしまっている。
  梶田半古という名前を目にすることが出来るのは、昭和時代の日本画壇の重鎮、小
  林古径・前田青邨・奥村土牛らの作品が展覧会に出品される時、彼らの師として名
  前が表記されているに過ぎない。
  口絵という言葉について逐一説明することも必要になってしまったこの頃、いかに
  口絵が明治時代に生まれた日本近代文学の作品にとっても、読者にとっても必要不
  可欠なものであったのかを述べる。
  小説に登場する人物を紹介するのが目的である口絵において、人物画を描くことで
  は右に出る画家のいなかった存在だった梶田半古が口絵の発展、隆盛に大きく貢献
  し、活躍したことを述べるものである。
  半古は従来の口絵の形式を踏襲するということにあき足らず、新風を吹き込み、い
  わゆるハイカラさん時代の先達として、十分な美意識、情緒感を持ち、新しい構図
  をふんだんに取り入れた新しい口絵を生み出したことも明記したいと思う。
  近代文学に口絵を描く画家には、古今東西を問わず文学の知識はもとより、文学的
  素質を持つことが要求される。元々文学青年であった半古がその条件をみたしてい
  たことはいうまでもないが、その文学熱が高じて、文壇デビューを果たしたばかり
  の才色兼備の女流作家・北田薄氷(1876‐1900)を見初め、相思相愛となり結婚し
  た。
  不幸にしてその結婚生活はわずか四年で薄氷の他界という結末を迎えたが、その一
  年後、薄氷の遺作をまとめ、半古自身が編集して一流の出版社である春陽堂から品
  の良い装幀で、隅々まで高級趣味の行き届いた遺稿集を出版した。
  『薄氷遺稿』という希少本には富岡永洗・寺崎広業・水野年方・鈴木華邨という大
  物口絵画家が友情的に口絵を描いている。それらも非常に珍しいことであるので取
  り上げて紹介する。
  忘れられている梶田半古が、ハイカラさん時代を作った元祖であることを再認識さ
  せ、見る者にノスタルジアの念を起させざるを得ないそのセンス。さらに、樋口一
  葉にも影響を与えたにもかかわらず、埋もれてしまって名前の読み方さえ忘れられ
  ている北田薄氷の作家歴も掘り起こして今一度日の目に当てること。懐古趣味かも
  しれないが、画壇上、文壇上において必要なものと考える。

http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/1238-kajitahanko.html
  ホームページに内容紹介、掲載作品一覧を掲載。

  山田奈々子著作 一覧
『武内桂舟口絵集』ISBN978-4-89253-520-8  6,000円 (税別)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/1063-keishu.html
『美人画口絵歳時記』ISBN978-4-89253-397-6  7,200円 (税別)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/125-bijinga.html
『口絵名作物語集』ISBN 4-89253-322-X  6,000円 (税別)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/127-meisaku.html
『木版口絵総覧』ISBN 4-89253-300-9  8,500円 (税別)
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-03-31/128-souran.html

  ■『キネマ旬報 No.597-614』復刻版 昭和12年1月-6月 18冊 130,000円 (税別)
                                                  総目次集・附属論文1冊付

  『キネ旬』の思い出  有馬稲子(女優)~パンフレット解説より~
  キネ旬のベストテンといえば、役者や監督・スタッフにとって憧れの的、と同時に
  怖い存在でした。
  私の作品が初めてランクインされたのは、1954年「晩菊」(成瀬巳喜男 監督)で
  第七位。ところが1958年には「夜の鼓」(今井正監督)と「彼岸花」(小津安二郎
  監督)と、何と二作品がランクインされたのです。「夜の鼓」は三國連太郎さんを
  相手に今井正監督にしごき尽くされた。命がけの苦しい作品だっただけに嬉しさは
  ひとしおで、これが第六位。「彼岸花」は「東京暮色」に続いての小津作品だった
  ので張り切っていたのですが、撮影中はちょっと心穏やかではなかったのです。大
  映から客分として招いた山本富士子さんとの競演で、初のカラーでもあり監督も力
  が入ります。山本さんの衣裳は、着物作家として有名な浦野理一さんのうっとりす
  るような素晴らしい着物。それに引き換え私の衣裳は地味なグレーのセーターとス
  カート。なにこの違いはと内心穏やかではありませんでしたが、今見ると白い襟と
  白いボタンが清楚でシック。小津さんはちゃんと二人のコントラストでお互いが生
  きるように考えてらしたのです。
  1959年の「人間の条件」(小林正樹監督)が第五位。「浪花の恋の物語」(内田吐
  夢監督)が第七位。「はだかっ子」(田坂具隆監督)が第八位。「武士道残酷物語」
(今井忠監督)が第五位。いづれもビデオやDVDになっていますから、ぜひご覧
  になってください。女優としての一喜一憂がこめられた名作です。
  私の映画初出演は昭和26年(1951年)ですので、今回復刻される「キネマ旬報」昭
  和2年-15年(1927-1940年)に記事はありませんが、成瀬巳喜男・小津安二郎監督な
  ど懐かしい監督さんたちの若き日のご活躍の様子が掲載されています。このような
  映画資料の復刻版出版に映画人として心より賛辞をお送りいたします。

  【各配本の価格および既刊分情報は以下ご覧ください】
http://www.bunsei.co.jp/ja/2009-10-22-09-06-12/528–2.html

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  ◆ イベント情報
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  ■ 横浜開港資料館 [特別資料コーナー]  ジョセフ・ヒコと『海外新聞』

    日本で最初の日本語新聞である『海外新聞』は、1864(元治元)年居留地141番で
  創刊されました。当初の名称は『新聞誌』、のち『海外新聞』と改題されました。
    『海外新聞』を発行したジョセフ・ヒコ(1837~1897)は、播磨国加古郡古宮村
(現在、兵庫県播磨町)に生まれています。1850(嘉永3)年13歳の時に遠州灘で遭
  難、アメリカの商船に救助されて、サンフランシスコに渡りました。
  1852年にマカオに送られますが、帰国の目途がたたずふたたびアメリカへ戻り、後
  援者を得て教育を受けました。やがてカトリックの洗礼を受けてジョセフを名乗り
  アメリカの市民権を得ています。そして、横浜が開港した1859 (安政6)年、アメリ
  カ領事館の通訳として帰国をはたしました。
    今年は『海外新聞』の創刊から150年を迎えます。今回の特別資料コーナーは、
  近年収集したものを中心に、ヒコ関係の資料を紹介します。

  会期:10月4日(土)~26日(日)
  場所:横浜開港資料館2階・特別資料コーナー

  詳細はこちら : http://www.kaikou.city.yokohama.jp/news/event-guide.html
  ◎ 横浜開港資料館ホームページ http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm

  ■ 第8回諜報研究会 開催のご案内    主催:NPO法人インテリジェンス研究所

  日時   : 平成26年10月25日(土) 14時30分~17時
  会場   : 早稲田大学1号館2階 現代政治經濟研究所会議室
  資料代 : 500円(NPO法人正会員・賛助会員・『Intelligence』購読会員、無料)
  懇親会 :研究会終了後、同じ会場にて開催いたします(参加費:1,000円)

  内容(報告者・題目):
    平山 周吉 氏
   『昭和天皇実録』から消えた昭和十六年九月六日御前会議における「よもの海」
    の「平和愛好の御精神」の謎-拙著『昭和天皇「よもの海」の謎』を手がかりに-
  原 勝洋 氏
    著書『暗号に敗れた日本』について(仮題)

  ※ ご参加希望の方は以下の事項(2.および3.は任意)をご記入のうえ電子メール
     mailto:npointelligence@gmail.comへ10月24日(金)19時迄にお申込み下さい。
     事前申込みなしでも参加できますが、準備の関係上、なるべく事前のお申込み
     をお願いいたします。
  件名:『第8回諜報研究会参加希望』
  申請者情報:
   1. ご氏名(ふりがな)   2. ご所属・ご職業・ご研究分野など
   3. 当研究所からの今後のご案内を希望される方はご連絡先
   4. 懇親会への参加・不参加(現時点でのご予定で構いません)
  ※ NPO法人インテリジェンス研究所 ホームページ http://npointelligence.com/
  ※ 過去の「諜報研究会」http://www.npointelligence.com/studies1.html

  ■      「20世紀メディア情報データベース」有料化一周年記念 および
       新曜社版『占領期生活世相誌資料』発刊記念ワークショップ【in 関西】

        〔20世紀メディア研究所・NPO法人インテリジェンス研究所共催〕

     ◆ ご参加の方には占領期研究に役立つ『占領期米語・GHQ 略語集』を ◆
                 ◆ 限定記念品として無料配布いたします ◆

  「20世紀メディア情報データベース」の有料化から一年が経過し、また、プランゲ
  文庫所蔵の雑誌資料をもとにした 新曜社『占領期生活世相誌資料』第一巻「敗戦
  と暮らし」がこの夏に刊行されたのを記念して、ワークショップを開催することに
  なりました。以下の要領ですので、ぜひご参加下さい。
                     [お申込はこちら] http://www.bunsei.co.jp/ja/20thws.html

  日時:11月15日(土)12:30~14:30
  場所:大阪市立大学 文化交流センター 小セミナー室
        [地図] https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#umeda
  概要:【定員20名】
        (1) 山本武利(NPO法人インテリジェンス研究所会長)
                              挨拶と趣旨説明(12:30~12:45)
        (2) 松永寛明(佛教大学社会学部講師)
                            「プランゲ文庫資料と私の研究(仮)」(12:45~13:15)
        (3) 中嶋晋平(関西大学非常勤講師)
                            「プランゲ文庫資料と私の研究(仮)」(13:15~13:45)
        (4) 土屋礼子(早稲田大学教授)解説
          「20世紀メディア情報データベースの活用方法について」(13:45~14:15)
        (5) 質疑応答・ディスカッション                        (14:15~14:30)

      記念品資料準備の都合上、事前お申込のご一報いただけますと幸いです。
          お申込はこちら http://www.bunsei.co.jp/ja/20thws.html
      『占領期米語・GHQ 略語集』紹介・解説は弊社ブログご覧ください。
http://blog.bunsei.co.jp/2014/09/19/20dbws/

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  ◆ 新着古書
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  ■ Seventh World Education Conference TOKYO 1937(第7回世界教育会議)
     album: Shirokiya Department Store /  photo: Tokyo Photo Service
  タイトルには第7回世界教育会議と英語で表記されています。写真はその様子を捉
  えたものになっています。加えて、このアルバムは1940年に開催予定されていた
  『紀元2600年日本万国博覧会』の招致案内にもなっています。
  日本政府は神武天皇が紀元前660年に初代の天皇に即位して2600年の節目の年に色
  々な世界的なイベントや式典などを企画しました。その1つが日本万国博覧会にな
  ります。その他にも東京オリンピックも計画されました。招致にも成功し前売り入
  場券の発行もしていましたが、日中戦争の長期化、第二次世界大戦の勃発などによ
  り中止となってしまいます。
  その万博開催の為に、万博協会会長に選ばれた王子製紙の社長でもあった藤原銀次
  郎によってこのアルバムは作られました。
  白木屋デパートでの発行。写真は全部で27枚あり、最後のページには写真のタイト
  ルが明記。また、万博の開催予定地の地図も載っています。
http://www.bunsei.co.jp/ja/koshoall/sinnyuko/1222-swec.html
  ホームページに一部写真を掲載。

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  ◆【古書の買い取りを致しています】
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  ご処分の方法がお判りになられない方は先ずはご連絡下さい。その際にご処分され
  たい内容・分野や分量をお教えください。検討後、段取り等々ご案内いたします。
  弊社では常時ご相談をお待ちしております。
  もしも写真あるいはリスト等がございましたら、あわせてお知らせいただける幸い
  です。より具体的な方法をご案内できると思います。宅配便でお送りしていただく
  こともあれば、こちらからお伺いして引き取る方法もございます。全国出張買い取
  りは無料で承ります。
                       『公共図書館様・大学図書館様』
  重複で所蔵されているご蔵書について、ご整理をお考えになられているようでした
  らご相談ご一報ください。

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  ◆【ブックリスト・オン・デマンド:無料進呈】随時在庫リスト製作します
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  任意のキーワードで、単行本・雑誌の一覧リストを製作可能です。随時受け付け、
  数日の猶予を頂ければ無料にてメール等でお送りいたします。是非ご一報下さい。
                         mailto:info@bunsei.co.jp

【リストの例】下記リストは古い情報も含みます。売り切れの際はご容赦下さい。
  * 朝鮮半島関係古書在庫リスト(1)~(5)      * 映画雑誌(バックナンバー)
  * 地方史/郷土史                           * 震災関連資料リスト
  * 観光・旅行関連資料リスト                * 競馬関連資料リスト
  * 鉄道関連資料リスト                      * 絵本関連リスト
  * オリンピック関連リスト                  * 映画関連リスト (単行本)
  * 日本占領期関連リスト(復刻,雑誌,単行本)  * 各県”地方誌・郷土史”関連リスト
  * “写真集” 関連リスト                     * 戦前戦後「国語読本」関連リスト
  * 戦前戦後「入試」関連リスト
  詳細は http://www.bunsei.co.jp/ja/selected-books/jcollection/1118-ond.html

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               ・引用、転載などは著作権法の範囲内で行ってください。
        ・ご意見、ご感想、お問い合わせは mailto:info@bunsei.co.jp まで。
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