本郷村だより

文生書院のブログ

本郷村だより header image 2

Booklist-on-Demand と20世紀メディア情報DB

2014年09月18日 · コメント(0) · 代理店物, 古書

今月中で終わろうとしている朝のNHK連続テレビ小説「花子とアン」に関係して,Booklist-on-Demandの依頼が来ました。つまり「柳原白蓮」、「村岡花子」と歌人「片山廣子」の在庫する図書をまとめて知らせて欲しいとのご依頼でした。

調べて見ました所,10数点在りました弊社の在庫図書は,最近になって全て売り切れておりました。お客様は敏感で、テレビ小説が始まると共に関連図書を調べて入手していたと今になって知りました。 古本屋冥利に尽きると感激しております。

そこで、最近の「花子とアン」の場面が敗戦後に移ったのに気付き、万が一と思い、弊社で管理・運営致しております「20世紀メディア情報データベース」で以下の言葉で検索してみました。驚く無かれ「村岡花子」では452件も出てきました。以下が其の結果一覧です。

「柳原白蓮」では38件 (1946-49年)

「村岡花子」では452件(1946-49年)

「片山廣子」では56件 (1946-49年) でした。

尚、「白蓮」では,「大白蓮華」に代表される仏教関連書が増えます。

201409-Byakuren   201409-Muraoka

 

占領軍が進駐してきていち早く言論統制を実施し,あらゆるメディアが其の統制下に入れられて1945-1949年まで続きましたが、其の中心的な検閲対象でありました雑誌・新聞の記事題名、小見出し等々のデータを網羅して作られたデータベースが本データベースであります。検閲に使われた資料は、担当責任者の母校であるメリーランド大学へ移送されました。其の責任者の名前を付けて「ゴードン・W・プランゲ文庫」と命名され,現在でも同大学に保管されております。 この時期は丁度,帝国図書館が廃止され,国立国会図書館が創設される端境時期に当たり,同文庫に保存されている資料の約2割しか国立国会図書館には無いと言われております。

戦後の著名な政治家であります池田勇人・大平正芳・福田赳夫・中曽根康弘・田中角栄等々の方々はこの時期に既に頭角を現しております。又生活の為に本名もしくはペンネーム等々で活躍された文人の数は限りがありません。特に草の根の方々の投書や原稿は,占領期を表す特徴的な生資料であります。それらを使って書かれた本は数多く、著名なものとしてジョン・ダワー著「敗戦を抱きしめて」があり,最近では吉見義明著「焼跡からのデモクラシー」は、実証資料としてこの資料を活用されております。本当にあらゆる分野において残された文章がこの中に含まれており,発見されることを待っている様に思えて成りません。 来年は敗戦後70年にあたる年であります。多くの方々が草の根の資料を掘り起こし,70年前に生きておられた方々の思いを理解するきっかけに成ればと願ってやみません。

弊社では,より広く本データベースをご利用頂く為に,人口数、大学数、学生数等々を勘案して,各都道府県毎の最大使用料金を決めました。年間利用料金が最大\200,000円の県は27県に渡り,その等の県では,大学、県立図書館、市立図書館等で各1づつご購入頂けますれば,大学は年間\100,000円となり,公共図書館は各\50,000となります。更に、2大学と2公共図書館になりますと,各大学は年間約\66,666となり、各図書館は約\33,333円と成ります。 原則、諸外国のOnline商品のように毎年の値上げは考えておりません。又、大学では各キャンパスも含みますし,公共図書館では各分館まで同料金です。勿論User数は無制限です。

是非とも社会教育のための草の根資料としてご使用に成られますことを願っております。

詳しくは弊社ホームページをご高覧下さい。

 

 

タグ :

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントする